登場人物
新行内博士(しんぎょうち よしあき) LIVIN CLINIC 院長 / 形成外科専門医・医学博士
インタビュアー 読者の代表として素朴な疑問をお届けします
こんにちは、LIVIN CLINICです。小鼻縮小(鼻翼縮小)を検討するとき、多くの方が気にされるのが「傷跡が残るのでは」という不安です。見えやすい場所に傷ができる手術だからこそ、実際どこまで目立つのか、そして傷を目立たなくするためにどんな工夫がされているのかは、事前に知っておきたいところですよね。今回は、小鼻縮小の傷跡のリアルと、それを目立たなくするための工夫を新行内院長に解説してもらいました。
小鼻縮小の傷跡が不安な方は多い
インタビュアー
新行内博士、「小鼻縮小をすると傷跡が残りそうで怖い」と不安に思う方は、やはり多いのでしょうか?

新行内博士
そうですね。ほとんどの方がそう思っていらっしゃると思います。カウンセリングでも「傷跡が心配で」とおっしゃる方はかなり多いです。たしかに小鼻縮小は、小鼻の横だったり鼻の下だったり、見えやすいところに傷が来る手術なので、そういうイメージを持たれている方が多いのは自然なことだと思います。
インタビュアー
実際のところ、傷跡が目立ちやすい手術なのでしょうか?
新行内博士
見えやすい場所に傷ができるのは事実です。ただ、適切なデザインと丁寧な手術を行えば、目立ちにくくしていくことは十分に可能です。今回は形成外科の視点から、小鼻縮小の傷跡が実際どこまで目立つのか、そして目立たなくするためにどんな工夫をしているのかを、できるだけ具体的にお話ししていきますね。
傷ができる場所|内側法と外側法の違い

インタビュアー
そもそも小鼻縮小では、どこに傷ができるのでしょうか?
新行内博士
小鼻縮小には大きく分けて2つの方法があります。小鼻の外側を切る「外側法」と、鼻の下の方を切る「内側法」です。どちらを選ぶかで、傷ができる場所が変わってきます。外側法は小鼻の溝に沿って線状の傷ができ、内側法は鼻の穴の下から斜めに横切るような傷ができます。
インタビュアー
患者さんからすると、外側を切る外側法のほうが目立ちそうに感じますが、実際はどうなのでしょうか?
新行内博士
よくそう言われるのですが、実は外側法のほうが目立ちにくいことが多いんです。小鼻の溝という、もともとある場所に傷が隠れてくれるので、思ったほど目立ちません。逆に内側法でできる鼻の下の傷は、鼻の構造上、鼻の穴に直交するような向きになりやすく、溝に隠れにくいため、意外とそちらのほうが目立ってしまうことがあります。私たち術者にとっても、内側法のほうが実は難しい部分があります。
ダウンタイムの経過|抜糸・赤み・引きつれ感

インタビュアー
傷が落ち着くまでには、どのくらい時間がかかるのでしょうか?
新行内博士
抜糸はおおむね手術後6〜7日ほどで行います。それまでは糸が付いているので、その間は比較的目立ちます。抜糸後はその部分に赤みが残りますが、その赤みは1ヶ月ほど続くと考えておいてください。ただ、抜糸して翌日以降はメイクをしていただいて大丈夫なので、メイクで隠せばそこまで気にならないという方が多いです。
インタビュアー
傷跡以外に、術後に出やすい違和感のようなものはありますか?
新行内博士
まず大前提として、小鼻縮小は皮膚を取る手術なので、やりすぎると元には戻せません。過度に取りすぎることは避けるべきです。そのうえでお伝えすると、傷以外ではしばらく笑いづらい、笑ったときに少し引きつれる、硬さを感じる、といったことは起こりえます。だいたい1ヶ月から3ヶ月ほどは、こうした引きつれ感を覚える方が多いですね。とはいえ、他の顔の手術と比べると傷跡は目立ちにくく、鼻の手術の中ではダウンタイムの面でも受けやすい手術だと考えています。
傷跡を目立たなくする工夫|デザイン・メスの角度・縫合・術後ケア
インタビュアー
新行内博士は、傷を目立たなくするためにどんな工夫をされているのでしょうか?
新行内博士
一番大事なのは、やはりデザインです。どこをどう切るかですね。外側法では小鼻の溝に隠れるように、内側法では穴の端を切ると尖って目立ち、内側に寄せすぎると縦の線が目立つ、という具合に、0.何ミリ単位で微調整して、最も目立ちにくく、かつ鼻の形も自然になる場所を追求しています。次にメスの角度です。切る場所によって角度を細かく変えていますし、切除する皮膚の量も丁寧に調整します。

新行内博士
そして縫合の方向と縫い方も重要です。狭い範囲を細かく縫う必要があるので、縫合のテクニックがかなり求められます。中を縫うだけでも3〜4種類の糸を使い分けています。さらに術後のケアも大切で、いじらないこと、軟膏を塗りすぎないことなどを指導します。加えて、傷跡にボトックスを併用すると、皮脂や血流、傷にかかる力を整える働きが期待できるため、当院では小鼻縮小の際に取り入れています。こうした繊細な工夫を積み重ねて、目立ちにくい傷に近づけていく、という感覚ですね。
まとめ
インタビュアー
今日のポイントを整理していただけますか?
新行内博士
もちろんです。今日お伝えしたポイントは次の通りです。
① 傷ができる場所 → 外側法は小鼻の溝に沿った線状の傷、内側法は鼻の下の斜めの傷。意外と外側法のほうが目立ちにくいことが多い
② ダウンタイム → 抜糸は6〜7日ほど、赤みは1ヶ月ほど。抜糸の翌日以降はメイクで隠せる
③ 術後の違和感 → 1〜3ヶ月ほど、笑ったときの引きつれや硬さを感じることがある
④ 傷を目立たなくする工夫 → デザイン・メスの角度・切除量・縫合の方向と糸の使い分け・術後ケア・ボトックスの併用
⑤ クリニック選びの目安 → 小鼻縮小の症例が多いかどうか、SNSなどで症例やデザインの考え方を発信しているか

新行内博士
美容医療は情報が多いぶん、迷いやすい領域です。“流行っているから”“安いから”ではなく、ご自身に合った方法をじっくり選んでいただくことが、満足のいく結果につながる一番の近道です。ご不安な点や、もう少し詳しく聞きたいことがあれば、LIVIN CLINIC公式LINEからお気軽にご相談ください。症例写真もご覧いただけますし、無料でカウンセリング前のご質問にお答えしています。
鼻整形の症例



| 施術の内容 | 鼻プロテーゼ、耳介軟骨移植、コルメラストラット、鼻尖形成、Cカール形成(猫手術)、鼻孔縁下降(皮膚+軟骨移植)鼻翼縮小(内側+外側) |
|---|---|
| 施術POINT | 術後6ヶ月。 元々の骨格を活かしながら、自然に整える鼻筋へ。 無理に高さを出すのではなく、もともとお持ちの鼻のポテンシャルを見極めた上で、バランスを調整。 正面・側面どちらから見ても違和感のない、すっと通った鼻筋に仕上げています。 “変えすぎないこと”も、美しさの一つ。 LIVINでは、顔全体の調和を大切にしたデザインを行っています。 |
| 副作用・リスク | 【鼻】腫れ、内出血、鼻出血、鼻づまり、鼻柱の傷跡、鼻先、耳介の知覚低下、鼻の傾き、鼻尖部の挙上ができない、鼻の形の左右差、鼻先が硬くなる、鼻柱の傷跡、鼻尖部が丸く感じる、感染、創離開、血流障害 |
| 施術参考料金 | 【通常】¥2,180,280〜 |
参考動画はこちら
今回の対談の元となった動画はこちらです。
▶ 【小鼻縮小、“傷跡”は実際どこまで目立つ?】術後のリアルを形成外科医が解説
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