登場人物
新行内博士(しんぎょうち よしあき) LIVIN CLINIC 院長 / 形成外科専門医・医学博士
インタビュアー 読者の代表として素朴な疑問をお届けします
こんにちは、LIVIN CLINICです。鼻整形は「やるかどうか」を考える前に、「今、本当にやるべき状態なのか」を一度立ち止まって見つめることが大切だと言われます。急いで結論を出す必要はなく、慎重に向き合うからこそ後悔しにくい選択ができるものです。今回は、形成外科医が「この人は鼻整形を少し立ち止まった方がいいかもしれない」と感じる瞬間と、後悔しにくい判断軸を、新行内院長に解説してもらいました。
「鼻を変えたい理由」をまず大切にする
インタビュアー
新行内博士は、カウンセリングのときにどんなことを大切にされていますか?

新行内博士
まず、その方が何を気にしていて、どうなりたいのか。ここは必ずお聞きするようにしています。鼻整形はある程度リスクをともなう手術ですから、「なぜ鼻を変えたいのか」という理由がとても大事なんですね。
インタビュアー
理由がはっきりしている方ばかりではない、ということでしょうか。
新行内博士
そうですね。お悩みがご自身でも整理しづらい、という方もいらっしゃいます。手術をして良くなる可能性が高いと僕が判断すれば、もちろん手術をおすすめします。ただ、率直に「これは手術をしてもあまり変わらないかもしれません」とお伝えすることもあります。良い面だけでなく、正直なところをお話しするように心がけています。
「この人は手術しない方がいい」と感じる瞬間
①細部にこだわりすぎているとき

インタビュアー
「この人は手術しない方がいいかもしれない」と感じるのは、具体的にどんなときですか?
新行内博士
ひとつは、細部にこだわりすぎているケースです。たとえば「左右差が0.数ミリ違う」といった、客観的に見るとそれほど気にならない部分を強く気にされている、というような状況ですね。
インタビュアー
ご本人にとっては大きな悩みでも、ということですね。
新行内博士
はい。鼻でも目でも同じなのですが、パーツの一部だけに視点が集中してしまって、お顔全体を俯瞰できていない状態の方がいらっしゃいます。いわゆる「木を見て森を見ず」のような状態ですね。そうした場合は、その一点を手術で整えても「何か違う」と感じてしまい、満足につながりにくいことがあります。そういうときは、僕も「それは本当に必要でしょうか」と一度お声がけすることがあります。
②何度も修正を繰り返しているとき

インタビュアー
ほかに、立ち止まった方がいいと感じる瞬間はありますか?
新行内博士
修正をかなり重ねている場合ですね。何度も鼻の手術を繰り返している方は、皮膚の状態などの面から手術自体が難しくなりやすく、リスクも高くなりやすいんです。皮膚が薄くなって凹凸が出やすくなる、といったことも起こり得ます。あまりにも修正を重ねている場合は、「そろそろ一度立ち止まってもいいのでは」とお伝えすることもあります。
インタビュアー
修正を重ねた方は、もう受けられない、ということでしょうか。
新行内博士
いえ、そうではありません。「修正を重ねたから絶対にダメ」ということはまったくないんです。本当に悩んでいらっしゃる方であれば、僕のできる範囲で努力したいと思っていますし、お引き受けすることももちろんあります。ただ、リスクが高くなりやすいという点だけは、しっかりお伝えするようにしています。
鼻整形は「慎重すぎるくらい」でちょうどいい

インタビュアー
お話を伺うと、博士はかなり慎重に向き合っていらっしゃいますね。
新行内博士
鼻は顔の中でも大事な部分ですから、慎重すぎるくらいでちょうどいいと思っています。急いでやらなければいけない鼻整形というものはありませんので、しっかりと考えていただきたいんですね。
インタビュアー
「どうしようかな」と迷っている段階の方は、どう考えればよいでしょうか。
新行内博士
悩んでいる状態のうちは、まだ無理に手術をしなくてもいいかな、と僕は思います。まずはご相談に来ていただくのがいいですね。手術ありきではなく、ご自身のお顔全体を俯瞰したうえで、本当に必要かどうかを一緒に考えていく。そのための入口として相談を活用していただければと思います。
医師として、いちばん嬉しい瞬間
インタビュアー
最後に、お仕事でいちばん嬉しい瞬間はいつですか?
新行内博士
やはり、患者さんが喜んでくださるときですね。手術直後はまだ腫れもあるので実感が湧きにくいこともあるのですが、しばらく経って「良くなりました」と言っていただけると、やって良かったと心から思います。
インタビュアー
職人的な手応えもありそうですね。
新行内博士
ありますね。美容医療はとても繊細な手術なので、自分が思い描いた通りに仕上げられたときは、職人としての嬉しさも感じます。患者さんの喜びと、自分自身の満足。その両方があるのが、この仕事のやりがいだと思っています。テンションが一定なのであまり顔には出ないのですが(笑)、実はとても喜んでいるんです。
まとめ
インタビュアー
今日のポイントを整理していただけますか?
新行内博士
もちろんです。鼻整形を考える際に、一度立ち止まって考えていただきたいポイントは次の通りです。
① 細部にこだわりすぎているとき ── お顔全体を俯瞰できず、一点だけが気になっている状態。手術をしても、また別の違和感が出てしまうことがあります。
② 何度も修正を繰り返しているとき ── 手術自体が難しくなりやすく、感染や皮膚が薄くなるといったリスクが高まりやすくなります。ただし「修正を重ねたから絶対にダメ」ということはありません。
③ 迷っている段階のとき ── 急いでやるべき鼻整形はありません。まずは相談から始め、しっかり考えてから判断していただくのがおすすめです。

新行内博士
大切なのは、リスクを理解したうえで「それでも自分はこうなりたい」と納得して手術を選んでいただくことです。その判断ができている方には、僕も全力でお手伝いしたいと思っています。逆に、不必要な手術はなるべく避けた方がいい、というのが僕の考えです。
美容医療は情報が多いぶん、迷いやすい領域です。“流行っているから”“安いから”ではなく、ご自身に合った方法をじっくり選んでいただくことが、満足のいく結果につながる一番の近道です。ご不安な点や、もう少し詳しく聞きたいことがあれば、LIVIN CLINIC公式LINEからお気軽にご相談ください。症例写真もご覧いただけますし、無料でカウンセリング前のご質問にお答えしています。
鼻整形の症例



| 施術の内容 | 鼻プロテーゼ、耳介軟骨移植、コルメラストラット、鼻尖形成、Cカール形成(猫手術)、鼻孔縁下降(皮膚+軟骨移植)鼻翼縮小(内側+外側) |
|---|---|
| 施術POINT | 術後6ヶ月。 元々の骨格を活かしながら、自然に整える鼻筋へ。 無理に高さを出すのではなく、もともとお持ちの鼻のポテンシャルを見極めた上で、バランスを調整。 正面・側面どちらから見ても違和感のない、すっと通った鼻筋に仕上げています。 “変えすぎないこと”も、美しさの一つ。 LIVINでは、顔全体の調和を大切にしたデザインを行っています。 |
| 副作用・リスク | 【鼻】腫れ、内出血、鼻出血、鼻づまり、鼻柱の傷跡、鼻先、耳介の知覚低下、鼻の傾き、鼻尖部の挙上ができない、鼻の形の左右差、鼻先が硬くなる、鼻柱の傷跡、鼻尖部が丸く感じる、感染、創離開、血流障害 |
| 施術参考料金 | 【通常】¥2,180,280〜 |
参考動画はこちら
今回の対談の元となった動画はこちらです。
▶ 鼻整形“この人は手術しない方がいい”と思う瞬間
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