登場人物
新行内博士(しんぎょうち よしあき) LIVIN CLINIC 院長 / 形成外科専門医・医学博士
インタビュアー 読者の代表として素朴な疑問をお届けします
こんにちは、LIVIN CLINICです。「50代・60代になってから美容医療が気になり始めたけれど、何を選べばいいか分からない」というお声をよくいただきます。年齢を重ねてから始めるときこそ、いきなり大きな施術に踏み出す前に知っておきたい考え方があります。今回は、年齢を重ねてから美容医療を始めるときに大事にしたい心構えと、「自然に若見えしたい人」「大きく若返りたい人」それぞれに向いた治療の選び方を、新行内院長に解説してもらいました。
50代・60代からでも遅くない|まずは「ライトな施術」から

インタビュアー
50代ぐらいから美容医療が気になるけれど、何を選べばいいか分からない、という相談は実際にありますか?

新行内博士
そうですね。当院には若い方だけでなく、50代・60代の方もたくさんいらっしゃいます。「60代になってから気になり出した」という方も少なくありません。
インタビュアー
今さら始めても大丈夫なのかな、と不安に思う方も多そうですね。
新行内博士
はい。年齢を重ねてから始める方が、いきなり大きな施術をするのはやはり勇気がいると思います。ですので、まずはダウンタイムがほとんどないライトな施術からおすすめすることが多いですね。育児が落ち着いてご自身に目を向ける余裕ができた、ずっと気にはなっていたけれど勇気が出なかった――そういったきっかけでいらっしゃる方が多い印象です。
いちばん大事なのは「やりすぎないこと」|注入系は手軽だからこそ注意

インタビュアー
若返りはやりすぎると、逆に不自然になってしまうこともありますよね。
新行内博士
そうですね。まず受けやすい施術として、筋肉の動きを抑えてシワをやわらげるボトックス、こけた部分やシワを補うヒアルロン酸があります。こうした注入系は傷もほとんどなく短時間で終わるので取り入れやすく、効果も実感しやすい施術です。
インタビュアー
手軽な分、気をつけたい点もありますか?
新行内博士
はい。たとえばボトックスを入れすぎて表情が動きにくくなってしまったり、ヒアルロン酸も「少し入れると良くなる」ぶん、もっともっとと重ねてしまい、いわゆる「ヒアル顔」と呼ばれるようなパンパンの状態になってしまう方もいらっしゃいます。何事もそうですが、やりすぎないこと。これがとても大事だと考えています。
「自然に若見えしたい人」|注入+オリジオKISSで定期メンテナンス

インタビュアー
自然に若見えしたい人と、大きく若返りたい人では、どちらが多いのでしょうか?
新行内博士
人によりますが、どちらかというと「自然に若見えしたい」という方のほうが多いですね。そういった方には、ダウンタイムが少なく手軽に受けられる施術が向いています。先ほどのボトックスやヒアルロン酸、それからオリジオKISSというHIFU(超音波)とRF(高周波)の機器ですね。たるみに対して、ほとんど痛みもダウンタイムもなく引き締めて見せられるので、定期メンテナンスのような感覚で受けていただけます。
インタビュアー
大きく変えるというより、整えていくイメージですね。
新行内博士
そうですね。大胆な変化を求めるというより、気になるところが少し良くなって、少し若見えして、それだけで気分が良くなる――そういった変化を求める方がいちばん多いです。私たちとしても、必要な施術だけを最低限おすすめするようにしています。
「大きく若返りたい人」|切開リフトという選択肢とダウンタイム

インタビュアー
一方で、しっかり若返りたいという方にはどんな選択肢があります
新行内博士
50代・60代になってから「10歳若返りたいので切開リフトをしたい」という方もいらっしゃいます。切開リフトは、こめかみあたりから耳の裏まで切開し、皮膚を引き上げる手術です。ダウンタイムは長く、手術自体も数時間かかる大きな施術ですが、その分、しっかりとした変化が期待できる治療です。
インタビュアー
ダウンタイムはどのくらい見ておけばよいですか?
新行内博士
傷跡の経過は数ヶ月から半年ほど、大きな腫れは1〜2週間ほどで引いてくることが多いですが、最初はやはり腫れが出ます。また、可能性は低いものの、顔面神経の麻痺などの合併症のリスクもゼロではありません。そうした点も理解したうえで受けていただくのが大切です。「自然に受け入れていくか、しっかり抗うか」はその方の考え方次第なので、ご希望に合わせて最適なご提案ができればと思っています。
まとめ
インタビュアー
今日のポイントを整理していただけますか?
新行内博士
もちろんです。50代・60代の方が「まず何かやってみたい」「若く見えたい」ということであれば、次のように考えていただくのがおすすめです。
① まずはライトな施術から――ボトックス・ヒアルロン酸・スキンブースター(肌質改善)など、ダウンタイムが少なく受けやすい注入系から始める
② 自然に若見えしたい方は、注入系に加えてオリジオKISS(HIFU+RF)で定期メンテナンス。もっと若返りたくなったら糸リフトや切開リフトも検討
③ いちばん大事なのは、やりすぎないこと。あれもこれもと望みすぎず、少しずつ進めていく

新行内博士
美容医療は情報が多いぶん、迷いやすい領域です。“流行っているから”“安いから”ではなく、ご自身に合った方法をじっくり選んでいただくことが、満足のいく結果につながる一番の近道です。ご不安な点や、もう少し詳しく聞きたいことがあれば、LIVIN CLINIC公式LINEからお気軽にご相談ください。症例写真もご覧いただけますし、無料でカウンセリング前のご質問にお答えしています。
参考動画はこちら
今回の対談の元となった動画はこちらです。
▶ 【50代からの美容医療】形成外科医が本気で勧める“最初の一歩”
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Supervisor of this article
院長 新行内 芳明
SHINGYOCHI Yoshiaki
LIVIN CLINICの院長を務める形成外科・美容外科の専門医。順天堂大学医学部卒業後、医局長や副院長として豊富な経験を積み、2025年より現職に就任。鼻や目元の整形、豊胸手術などを得意とし、国内外の患者から信頼を集めている。「患者一人ひとりの美しさを最大限に引き出す」を信念に、高い技術と丁寧な施術で質の高い治療を提供している。 LIVIN CLINIC院長、形成外科専門医、美容外科専門医JSAPS、医学博士、順天堂大学形成外科非常勤助教。
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