登場人物
新行内 芳明(しんぎょうち よしあき) LIVIN CLINIC 院長 / 形成外科専門医・医学博士
インタビュアー 読者の代表として素朴な疑問をお届けします
こんにちは、LIVIN CLINICです。
「せっかく美容医療をするなら変化を出したい。でも、いかにも整形しました、という”やりすぎ感”は出したくない」
20代の方ほど、そんな気持ちを抱えているのではないでしょうか。
今回は、やりすぎ感・不自然さが出てしまう人に共通する3つのポイントを、形成外科専門医の新行内院長に解説してもらいました。
そもそも、なぜ20代は”やりすぎ感”を気にするのか

インタビュアー
20代の方から「やりすぎ感が出ないようにしてほしい」というご要望は多いのでしょうか。

新行内
ほとんどの方が、そこを心配されていますね。
私のところにいらっしゃる方は、私の症例を見て来てくださる方が多いんです。
インスタなどをご覧いただくと分かるのですが、やりすぎ感のない、整形感のない自然な仕上がりを売りにしているので、「なるべくナチュラルにしたい」というご希望の方がやはり多いです。
インタビュアー
やりすぎ感という部分では、20代の方はSNSや加工画像の影響を受けやすいのでしょうか。
新行内
それはあると思います。
私自身もそうですが、インスタやTikTokを見ると、基本的には加工されたお顔しか目に入っていないんですよね。
日々それを見ていると、「これが美の形なんだ」と思いがちで、自分の顔も加工に合わせたいと考えてしまう。これはある意味、自然な流れなのかなと思います。
そして顔というのは、若い方に限らず1mm、2mmの差で大きくバランスが変わります。自分が思っている以上に、パーツはちょっとの変化で印象が変わるものなんです。
共通点①:一つのパーツを”変えすぎて”しまう

インタビュアー
やりすぎ感が出る人の、1つ目の共通点を教えてください。
新行内
1つ目は、一つのパーツをしっかり変えたがってしまうことですね。
美容医療をするからには、ある程度は変化を出したい。当然のお気持ちだと思います。
ただ、先ほどお伝えしたように、目元や鼻は本当に1mmや0.5mmの違いで印象が大きく変わります。
目を大きくするために二重をもっと広くしたい、涙袋をもっと大きくしたい、すっきりした鼻にするために鼻をかなり細くしたい、小鼻を小さくしたい……
そのお気持ちは分かるのですが、「やりすぎない自然な形」にゴールを持っていく意識を、意識的に持っておいたほうがいいと思います。
インタビュアー
特に気をつけたほうがいいパーツはありますか。
新行内
やはり目と鼻ですね。
二重はとても印象が変わりやすい場所なので、少しでも広すぎたり、食い込みが強すぎたりすると、一気に不自然に、やりすぎ感に見えてしまう。
あとは鼻先です。もともと大きめの鼻先の方が、すごく細い鼻に憧れることはあると思うのですが、
尖りすぎてシュッとした鼻は、インスタで見ると綺麗でも、現実で見ると細すぎたり、お顔に合っていなかったり、ということはあり得ます。
共通点②:美容医療の”流行り”に乗りすぎてしまう

インタビュアー
では、2つ目の共通点を教えてください。
新行内
2つ目は、美容医療の流行りに乗りすぎてしまうことです。
美容にも流行り廃りがどうしてもあって、施術そのものも、目指す形もそうですね。
たとえば鼻でいうと、韓国アイドルのようなシュッとしたアップノーズが流行ったり、逆に少し前はあえて鼻先を下げたような鼻が流行ったり。
そうした流行を追いかけすぎると、自分の顔に合っていない、やりすぎな鼻になってしまうことがあります。
施術でも同じで、糸リフトのようなシンプルなものでも、やりすぎると変に細くなりすぎたり、顎が尖りすぎてしまったり。
流行で「こうしたら良くなった」というのを鵜呑みにしてやりすぎてしまうと、いわゆる整形感のある顔になってしまうことがあるんです。

インタビュアー
流行りよりも、自分の顔立ちに合うかを見ることが大事なんですね。
新行内
その通りです。SNSで流行している症例が、自分に合うとは限らない。ここが大切なところですね。
だからこそ、自分の悩みに合う施術だけをピックアップしていくのがいいと思います。
共通点③:止めてくれるドクターを選べていない

インタビュアー
3つ目の共通点を教えてください。
新行内
3つ目は、ご本人の問題というより、ドクター選びを間違えてしまうことですね。これは非常に大事です。
やりすぎ感が出てしまうのは、その方が目指すポイントがずれているのも一つですが、それと同じくらい、ドクターがちゃんと止めてあげられるかが重要なんです。
相談にいらっしゃって「この施術をしたい」と言われたとき、私が見て、その施術がその方に全く必要ない、あるいはそれ以上やるとやりすぎだなと思ったら、正直に止めます。
「それ以上はやらないほうがいいですよ。客観的に見てもう十分綺麗なので、必要ないですよ」と。施術をお断りすることも、稀にあります。

インタビュアー
それだと、クリニックの売上は立たないですよね。
新行内
そうなんです。
ビジネス的に言えば、言われたことをそのままやれば売上は上がります。
ただ、医療として見たときにそれがいいことなのか、と考えると、私は売上よりも「その方に合っていませんよ」とお伝えするようにしています。
たとえばヒアルロン酸でも、すでに顔がパンパンになっている方に「もっと入れたい」と言われたら、私は結構お断りします。
「やりましょう」と2cc、3ccとどんどん入れれば売上は立ちますが、それが本当にいいことなのかは疑問なので。
だからこそ、ちゃんと止めてくれるドクターに相談に行くことが大事だと思います。

インタビュアー
とはいえ、止めてくれるドクターかどうかは、なかなか分からないですよね。
新行内
難しいところですよね。正直、患者さん側がネットで探して見極めるのは、ほぼ無理だと思います。
ただ、実際に相談に行って話していく中で、信頼できるかどうかをご自身で見極めていただく。
自分の悩みに対して適切な回答をしてくれて、メリットもデメリットもきちんと話してくれて、必要があれば止めてくれる。
そうしたドクターかどうかは、実際に話してみて判断していただくしかないのかなと思います。

インタビュアー
ちなみに、すでにやりすぎてしまってから「修正してほしい」というご相談もありますか。
新行内
たくさんありますね。修正は、初回の手術よりもどうしても難しくなるので、難易度は上がります。
ただ、うちには修正のご相談が多くいらっしゃるので、なんとか自然な形に持っていくことはやらせてもらっています。
とはいえ、そうなる前に、今日お話ししたポイントをしっかり見ていただければと思います。
まとめ
インタビュアー
今日のポイントを、改めて整理していただけますか?
新行内
もちろんです。20代の美容医療で”やりすぎ感”が出てしまう人の共通点は、次の3つです。
- 一つのパーツを過剰に変えたがらないこと。目元・鼻は1mm・0.5mmの差で印象が激変するので、二重の広げすぎ、鼻先の尖らせすぎに注意する。
- 美容の流行りに乗りすぎないこと。SNSの加工画像やトレンドを鵜呑みにせず、「自分の顔立ち・悩みに合うか」を最優先する。
- 不要な施術を止めてくれる医師を選ぶこと。売上優先ではなく、過剰な要望をハッキリ止めてくれるか、カウンセリングでメリット・デメリットを誠実に話してくれるかを見極める。

新行内
美容医療は情報が多いぶん、迷いやすい領域です。
“流行っているから”“安いから”ではなく、ご自身に合った方法をじっくり選んでいただくことが、満足のいく結果につながる一番の近道です。
そして「自然でいたい」「やりすぎたくない」という気持ちを常に持ったうえで美容医療に臨んでいただくことが、何より大切だと思います。
ご不安な点や、もう少し詳しく聞きたいことがあれば、LIVIN CLINIC公式LINEからお気軽にご相談ください。
症例写真もご覧いただけますし、無料でカウンセリング前のご質問にお答えしています。
参考動画はこちら
今回の対談の元となった動画はこちらです。
▶ 【20代】美容医療で”やりすぎ感”が出る人の共通点3選
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Supervisor of this article
院長 新行内 芳明
SHINGYOCHI Yoshiaki
LIVIN CLINICの院長を務める形成外科・美容外科の専門医。順天堂大学医学部卒業後、医局長や副院長として豊富な経験を積み、2025年より現職に就任。鼻や目元の整形、豊胸手術などを得意とし、国内外の患者から信頼を集めている。「患者一人ひとりの美しさを最大限に引き出す」を信念に、高い技術と丁寧な施術で質の高い治療を提供している。 LIVIN CLINIC院長、形成外科専門医、美容外科専門医JSAPS、医学博士、順天堂大学形成外科非常勤助教。
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