登場人物
新行内博士(しんぎょうち よしあき) LIVIN CLINIC 院長 / 形成外科専門医・医学博士
インタビュアー 読者の代表として素朴な疑問をお届けします
こんにちは、LIVIN CLINICです。「鼻の穴が気になる」と一口に言っても、そのお悩みは「穴が大きい」「正面から目立つ」「垂れて見える」「左右差がある」など人それぞれで、向いている治療の考え方も変わってきます。大切なのは「鼻の穴が気になる=穴を小さくする手術」とは限らない、という視点です。今回は、鼻の穴の見え方を4つのパターンに分けた考え方を新行内院長に解説してもらいました。
「鼻の穴を小さくする手術」とは限らない

インタビュアー
新行内博士、「鼻の穴」で検索される方はとても多いようなのですが、実際に鼻の穴を小さくしたいというご相談は多いのでしょうか?

新行内博士
そうですね。かなり多くいらっしゃいます。当院は鼻の穴の周りの手術がもともと多く、「鼻の穴が見える」「小鼻が広がって見える」といった、穴回りのお悩みに特化しているところがあるので、そういった方はとても多い印象です。
インタビュアー
ひと口に「鼻の穴が気になる」と言っても、いろいろなケースがあるのですね。
新行内博士
はい。同じ「気になる」でも、見えすぎている、左右差がある、垂れて重く見えるなど、パターンはさまざまです。それぞれに適した対処法があるので、今回は大きく4つのパターンに分けて解説していきますね。繰り返しになりますが、「鼻の穴が気になる=穴を小さくする手術」とは限らない、という点が大切です。
パターン①|鼻の穴そのものが大きい場合

インタビュアー
まず、鼻の穴そのものが大きいタイプの方には、どんな治療が向いていますか?
新行内博士
鼻の穴は、見る角度によって考え方がかなり変わってきます。正面から見た場合、あおって(下から)見た場合、横から見た場合で、それぞれ印象が異なるんですね。あおって見たときに、シンプルに穴自体が大きいという方には、小鼻縮小の内側法という手術が選択肢になります。
インタビュアー
具体的にはどのような手術なのでしょうか。
新行内博士
鼻の穴の中を切開して皮膚を少し切り取り、ぐっと寄せていく手術です。切り取った分だけ鼻の穴が小さくなりますし、デザインによっては正面から見たときの穴の見え方を小さくしたり、小鼻自体を小さく見せたりすることも期待できます。穴が大きいというお悩みの方には、小鼻縮小をご提案することが多いですね。
パターン②|正面・横から見て鼻の穴が目立つ場合

インタビュアー
次に、正面や横から見たときに鼻の穴が目立つのが気になる、という方はいかがでしょうか。
新行内博士
これは穴の大きさと関連しつつも、あおって見たときとはまた別の問題です。鼻の穴のカーブが上がっている方や、逆に鼻の穴の下にある鼻腔底(土手)が下がっていることで、穴が広がって見えている方がいらっしゃいます。こうしたケースでは、鼻の穴のカーブを下げる手術や、土手がもともとない方には小鼻縮小の内側法でぐっと寄せて土手を作る方法などで、正面からも目立ちにくくしていきます。
インタビュアー
上を下げるのか、下を上げるのか、判断が難しそうですね。
新行内博士
そうなんです。どちらが適しているかは、ご自身ではなかなか判断しづらいところです。また、鼻が短く上を向いていて穴が目立つ方には、鼻中隔延長で鼻先を下に向ける・伸ばすことが適応になる場合もあります。いずれにしても、鼻整形専門のドクターに相談していただくのが一番だと思います。
パターン③|鼻の穴が垂れて重く見える場合

インタビュアー
3つ目に、鼻の穴が垂れているのが気になる、という方もいらっしゃると聞きました。
新行内博士
はい。「目立つ」というより「重たい感じ」に見えるケースですね。小鼻のカーブがぐっと下がっているタイプです。この場合は、パターン②でお話しした「下げる」手術とは逆に、こちらを上げる手術が適応になる方もいます。ただし、上げると鼻の穴自体は少し大きく見えるようになることもあります。
インタビュアー
それでもバランスが良くなることがあるのですね。
新行内博士
そうですね。穴が少し見えても、そちらの方が全体のバランスが整うパターンもあります。ただ、上げる処置はやりすぎると鼻の中が逆に目立ってしまうので、慎重に行う必要があります。ご自身では判断が難しい部分なので、専門のドクターとよく相談していただきたいところです。
パターン④|鼻の穴に左右差がある場合

インタビュアー
最後に、鼻の穴の左右差が気になる方についてはいかがでしょうか。
新行内博士
左右差を気にされる方も一定数いらっしゃいます。これはなかなか難しいテーマで、小鼻の大きさや鼻の穴の大きさが左右で違う方には、小鼻縮小で片側だけを小さくするという方法もあります。ただ、鼻そのものが曲がっていることで左右差が出ている方もいて、その場合は曲がりを直す必要があるので、やや大きな手術になってきます。
インタビュアー
原因によって、必要な手術も変わってくるのですね。
新行内博士
はい。とはいえ、何かしらの解決法はご提案できると思います。小鼻だけを調整すればよいのか、鼻尖まで直す必要があるのか、何が適応なのかは原因によって異なるので、まずは相談していただくのがよいと思います。
まとめ
インタビュアー
今日のポイントを整理していただけますか?
新行内博士
もちろんです。鼻の穴のお悩みは、大きく4つのパターンに分けて考えると整理しやすいです。今日お伝えしたポイントは次の通りです。
① 鼻の穴そのものが大きい場合は、小鼻縮小の内側法で穴の中の皮膚を切り取り、寄せていく考え方が中心
② 正面・横から目立つ場合は、鼻の穴のカーブを下げる/土手(鼻腔底)を整える。鼻が短い場合は鼻中隔延長が適応になることも
③ 垂れて重く見える場合は、②とは逆に「上げる」手術が適応になることもあるが、やりすぎには注意が必要
④ 左右差がある場合は、小鼻縮小で片側を調整。鼻の曲がりが原因なら鼻尖まで含めた治療が必要になることも

鼻整形の症例



| 施術名 | 鼻中隔延長(耳介軟骨)、鼻尖形成、鼻柱下降、鼻翼縮小(内+外)、鼻孔縁挙上 |
|---|---|
| 施術POINT | 術後3ヶ月。 横顔の印象は、鼻筋・鼻先・口元とのバランスによって大きく左右されます。 LIVINでは、一人ひとりのお顔立ちに合わせて、自然に美しく見えるラインを大切にしています。 |
| 副作用・リスク | 【鼻】腫れ、内出血、鼻出血、鼻づまり、鼻柱の傷跡、鼻先、耳介の知覚低下、鼻の傾き、鼻尖部の挙上ができない、鼻の形の左右差、鼻先が硬くなる、鼻柱の傷跡、鼻尖部が丸く感じる、感染、創離開、血流障害 |
| 施術参考料金 | 【通常】¥1,869,480〜 |
参考動画はこちら
今回の対談の元となった動画はこちらです。
▶ 【鼻整形】パターン別!鼻の穴が気になった時に“本当に必要”な治療
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Supervisor of this article
院長 新行内 芳明
SHINGYOCHI Yoshiaki
LIVIN CLINICの院長を務める形成外科・美容外科の専門医。順天堂大学医学部卒業後、医局長や副院長として豊富な経験を積み、2025年より現職に就任。鼻や目元の整形、豊胸手術などを得意とし、国内外の患者から信頼を集めている。「患者一人ひとりの美しさを最大限に引き出す」を信念に、高い技術と丁寧な施術で質の高い治療を提供している。 LIVIN CLINIC院長、形成外科専門医、美容外科専門医JSAPS、医学博士、順天堂大学形成外科非常勤助教。
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