登場人物
新行内博士(しんぎょうち よしあき) LIVIN CLINIC 院長 / 形成外科専門医・医学博士
インタビュアー 読者の代表として素朴な疑問をお届けします
こんにちは、LIVIN CLINICです。SNSを開けば「この鼻になりたい」という投稿が次々と流れてきて、いつの間にか自分の鼻と比べてしまう――そんな経験はありませんか。「綺麗な鼻」に正解はあるのか、SNSの写真とのギャップはどこから生まれるのか、気になっている方も多いはずです。今回は、「綺麗な鼻」とは誰が決めているのか、美の基準とSNSの関係も含めて、新行内院長に解説してもらいました。
「綺麗な鼻」には一応の基準がある――でも”絶対”ではない

インタビュアー
新行内博士、「最近みんな同じ鼻に見える」と感じることがあるのですが、そもそも綺麗な鼻に基準のようなものはあるのでしょうか?

新行内博士
一般的に、教科書的にも論文的にも、ある程度「綺麗な鼻」というのは数値的に整理されているんですよね。たとえば鼻筋の角度や、鼻先から鼻中隔の角度、お顔に占める割合などです。顔全体を1対1対1で見たときの調和や、鼻の各パーツの比率といった、いわゆる黄金比のような基準が一応あります。そこに照らしていくと、たしかに似たような鼻に近づいていく、というのは間違いないと思います。
インタビュアー
では、その基準どおりにすればよい、ということですか?
新行内博士
いえ、そこが大切なところで、その基準が「その方に絶対当てはまる」かというと、あくまで基準でしかないんですよね。角度をぴったり合わせなければいけない、というわけではありません。同じような鼻に見えても、その人に似合う鼻は細かく違いますので、教科書的な黄金比に囚われすぎる必要はないかなと思います。
“SNS映えする鼻”の正体――写真は鼻が低く映る

インタビュアー
SNSで見かける、いわゆる”映える鼻”には、写真映えしやすい形というものがあるのでしょうか?
新行内博士
ありますね。これはSNSに限らずなのですが、写真というのは実物よりも、鼻がどちらかというと目立たなく、低く映るんですよ。なので、写真で見て「すごくシュッと高くて綺麗な鼻だな」と思う人は、実物で見ると思ったより鼻が高かったり、細かったりすることが結構あります。
インタビュアー
ということは、写真で映えさせようとすると……。
新行内博士
そうなんです。写真映えするためには、実際にはかなり主張のある鼻を作らなければいけなくなる。それが本当にご本人に合っているのかどうか、というところは考えたいですよね。SNSでは強めの変化のほうが目立ちますから、その印象だけを基準にしてしまうと、現実とのギャップが生まれやすいんです。
芸能人に学ぶ「自然に高く見える鼻」と骨格の話

インタビュアー
芸能人の方は、意外と鼻が目立たない印象があります。なぜなのでしょうか?
新行内博士
芸能人の方は、実はいわゆる「忘れ鼻」のような目立たない鼻の人が多いんですよ。これは元々骨格が発達している方が多いからで、いわゆる中顔面の真ん中の骨がグッと前に出ているんですね。立体感があるんです。ここが出ていると、鼻が高くても、そんなに高くは見えないんですよ。横から見たときのシルエットが綺麗なんですね。
インタビュアー
その自然な立体感に近づけることはできるのでしょうか?
新行内博士
そこを目指すなら、鼻だけを高くするのではなく、土台のところからアプローチします。手術の際も、小鼻の脇や鼻の付け根からちょっと持ち上げてあげるような施術をしたりして、骨格的な変化を意識しながら自然に鼻を高くしていく。そういったところが、私たちの腕の見せどころかなと思っています。
大事なのは”似合う鼻”――変えすぎないほうが綺麗な人もいる

インタビュアー
新行内博士は、鼻が「似合うかどうか」をかなり重視されているのですね。
新行内博士
そうですね。鼻を単体で綺麗にするというよりも、その方のお顔の土台や他のパーツを見ながら、鼻も綺麗にしつつ、顔とのバランスが調和の取れた鼻を作る――そのほうが美しいかなと、僕は思っています。
インタビュアー
逆に、あまり変えすぎないほうが綺麗な人もいるのでしょうか?
新行内博士
もちろんいます。元々ある程度高さやしっかりした鼻があって、「ここだけが少し目立っている」という方は、微調整をするだけですごく綺麗になるんですよね。無理に大きな変化を出さなくても、気になるところだけを少し変えるだけでバランスが良くなることは全然あります。そういう方には「小鼻だけやりましょう」「鼻先を少しだけ補強しましょう」といった提案もしていますし、客観的に見て「そんなにやらなくてもいいんじゃない」と率直にお伝えすることもあります。
まとめ
インタビュアー
今日のポイントを整理していただけますか?
新行内博士
もちろんです。今日お伝えしたポイントは次の通りです。
① 「綺麗な鼻」には黄金比のような基準があるが、それはあくまで目安。誰にでも当てはまる絶対の正解ではない
② 写真・SNSは実物より鼻が低く映るため、“映える鼻”を真似すると主張の強い鼻になりやすい
③ 自然に高く見える鼻は骨格・立体感がカギ。鼻だけでなく土台から整えることで自然な仕上がりを目指せる
④ 大事なのは顔全体と調和する”似合う鼻”。変えすぎないほうが綺麗な人もいる
⑤ カウンセリングでは、患者さんの希望とプロから見た客観的な視点をすり合わせ、お互いが納得できることを一番大切にしている

新行内博士
SNSを見ていると、キラキラした投稿と自分を比べて不安になることもあると思います。でも、加工していない人のほうが少ないくらいの時代ですから、そこと比較してもしょうがないんですよね。他人と比較するのではなく、自分のパーツやバランスの良いところを引き出してくれるドクターを選んでいただくのがいいかなと思います。一度立ち止まって、よく考えてみるのも大事ですよ。
美容医療は情報が多いぶん、迷いやすい領域です。“流行っているから”“安いから”ではなく、ご自身に合った方法をじっくり選んでいただくことが、満足のいく結果につながる一番の近道です。ご不安な点や、もう少し詳しく聞きたいことがあれば、LIVIN CLINIC公式LINEからお気軽にご相談ください。症例写真もご覧いただけますし、無料でカウンセリング前のご質問にお答えしています。
鼻整形の症例



| 施術名 | 鼻中隔延長(耳介軟骨)、鼻尖形成、鼻柱下降、鼻翼縮小(内+外)、鼻孔縁挙上 |
|---|---|
| 施術POINT | 術後3ヶ月。 横顔の印象は、鼻筋・鼻先・口元とのバランスによって大きく左右されます。 LIVINでは、一人ひとりのお顔立ちに合わせて、自然に美しく見えるラインを大切にしています。 |
| 副作用・リスク | 【鼻】腫れ、内出血、鼻出血、鼻づまり、鼻柱の傷跡、鼻先、耳介の知覚低下、鼻の傾き、鼻尖部の挙上ができない、鼻の形の左右差、鼻先が硬くなる、鼻柱の傷跡、鼻尖部が丸く感じる、感染、創離開、血流障害 |
| 施術参考料金 | 【通常】¥1,869,480〜 |
参考動画はこちら
今回の対談の元となった動画はこちらです。
▶【“綺麗な鼻”って誰が決めてる?】SNSでズレる”美の基準”を形成外科医が解説
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Supervisor of this article
院長 新行内 芳明
SHINGYOCHI Yoshiaki
LIVIN CLINICの院長を務める形成外科・美容外科の専門医。順天堂大学医学部卒業後、医局長や副院長として豊富な経験を積み、2025年より現職に就任。鼻や目元の整形、豊胸手術などを得意とし、国内外の患者から信頼を集めている。「患者一人ひとりの美しさを最大限に引き出す」を信念に、高い技術と丁寧な施術で質の高い治療を提供している。 LIVIN CLINIC院長、形成外科専門医、美容外科専門医JSAPS、医学博士、順天堂大学形成外科非常勤助教。
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