登場人物
新行内 芳明(しんぎょうち よしあき) LIVIN CLINIC 院長 / 形成外科専門医・医学博士
インタビュアー 読者の代表として素朴な疑問をお届けします
こんにちは、LIVIN CLINICです。
「AIで作った理想の顔に近づきたい」——最近そんなご相談が増えています。
バランスの整ったAIの顔は魅力的ですが、はたして整形でどこまで再現できるのでしょうか。
今回は、AIが生成した“理想の顔”を見ながら、目・鼻・輪郭のパーツごとに「再現できる部分」と「難しい部分」を、新行内院長に形成外科医の視点から解説してもらいました。
AIの顔はなぜ“完璧”に見えるのか

インタビュアー
このAIの顔を見て、まず先生はどのような特徴があると感じますか?

新行内
やはりバランスがすごくいいですよね。
AIで作るとなると、いわゆる黄金比や一般的に言われている数値に当てはめて作っていると思うんです。
たとえば目の幅が「1対1対1」だったり、おでこから鼻、鼻から下が「1対1対1」だったり。
顔にはいろいろな黄金比があるのですが、おそらくそういったところにかなり当てはまった顔なので、すごくバランスよく見えるんですね。
インタビュアー
では、このAIの顔をそのまま整形の目標にすると、どのような問題が起こる可能性がありますか?
新行内
目標として持つこと自体は悪いことではありません。
ただ、あくまでAIなので、そこに完全に持っていくのはかなり難しい。
すごく自然には見えますが、少し人間離れしているところもあるんです。
そこを目標にし続けると、いつまでもゴールにたどり着けない感覚になってしまう。
ある程度のところで、AIと生身の人間との差を受け入れることも必要かなと思います。

インタビュアー
AIで理想の顔を作って「これにしてください」というご相談はあるんですか?

新行内
完全にAIで作ってくることはあまりないですが、加工の相談はよくいただきます。
たとえば鼻の相談で、「いつも自分でこう加工しているので、こういう鼻になれますか」といったものですね。
私自身も鼻の手術のシミュレーションで、写真を加工しながら「こういう方向に持っていきましょう」とお話しすることがあります。
自分の顔を加工してそれを目標にするのは、現実的でアリだと思います。
目元はどこまで近づけられる?

インタビュアー
では、パーツごとに見ていきます。まず目元から。
このAIのような目は、美容整形でどこまで近づけることができますか?
新行内
目を見ていくと、二重が全体的にパッチリ見えていて、目と眉の距離も近すぎず遠すぎず。
横から見ると眼球の位置も、出目でも奥目でもなく、ちょうどいいところに収まっています。
涙袋もきれいに見えていますね。
たとえば二重の幅を揃えるくらいなら、ある程度できると思います。
インタビュアー
逆に、近づけるのが難しいのはどこでしょう?

新行内
どうしても難しいのが眼球の位置です。
骨に対して眼球が出ているか奥に引っ込んでいるか——ここは現代の手術では変えにくいところです。
骨を削る方法をとっているところもありますが、なかなか変えづらい。
目の形はこの眼球の位置に割と依存するので、完璧に同じにするのは難しいんです。
ただ、二重の幅や目頭の形、涙袋の形など、少しずつ似せていくことはある程度できると思います。
鼻は再現できる?

インタビュアー
続いて鼻です。
かなりシュッとしていますが、この細くてすっきりした鼻は美容整形で再現できるのでしょうか?
新行内
再現はできると思います。
細いといっても鼻先はそこまで尖りすぎておらず、自然な丸みがちゃんと残っている。
横から見ても少しだけ鼻筋のラインが自然に残っていて、あえて自然に作ってあるのはよくできているなと思います。
こういう形を目指すことは手術でできると思います。
インタビュアー
ここでも「元の状態に左右される」部分はありますか?

新行内
そうですね。
鼻の皮膚の厚さや骨格的な大きさは、どうしても元の鼻に依存してしまいます。
ですから完璧に同じ鼻にするのは難しいかもしれません。
ただ、「こういった雰囲気に」という方向性であれば、十分に目指せると思います。
一番難しいのは輪郭・エラ

インタビュアー
最後に、一番難しそうな輪郭です。
かなり小顔でフェイスラインもすっきりしていますが、この輪郭は再現できるものですか?
新行内
輪郭が一番難しいですね。
エラも張っていませんし、顎もかなり小さい。
目から口までの距離(中顔面)も短いです。
もともとこういう輪郭の方もいらっしゃいますが、ここを目指すとなると、たとえば骨を切っていく手術が必要になることがあります。
骨を切ると通常は皮膚が余ってたるむのですが、この方はたるみもないので、
骨を切ったうえでさらにフェイスリフトで皮膚を引き上げる、といった手術が必要になるかもしれません。
輪郭を大きく変えるには、それなりに大きな手術が必要になってくるところです。

インタビュアー
輪郭を削りすぎると、逆に不自然に見えることもありますか?

新行内
もちろんあります。
エラは「ない方がいい」と思われがちなのですが、完全になくなると影がなくなって、
逆に頬がこけたり、顔が長く見えたり、たるんで見えたり、貧相に見えてしまうこともあるんです。
私自身もエラボトックスを一時期たくさん打ちすぎて、頬がこけて細長い顔になってしまい、写真を見て「変だな」と思ったことがあります。
それ以来、本当にたまに少しだけ打つようにしています。
加減が難しいところですが、エラもある程度は大事、というのは重要なポイントですね。
まとめ
インタビュアー
今日のポイントを整理していただけますか?
新行内
もちろんです。
AIで作った理想の顔を美容整形の参考にするうえで、今日お伝えしたポイントは次の通りです。
- AIの顔は黄金比に沿って作られているためバランスがよく見える。
ただし少し人間離れしている面もあり、完全一致を目指すより「参考程度」に捉えるのが現実的
- 目元は二重の幅・目頭・涙袋などを少しずつ似せることはできるが、眼球の位置(出目・奥目)は変えにくい
- 鼻はすっきりした形を目指せる一方、皮膚の厚さや骨格は元の状態に左右される。
輪郭・エラは再現の難易度が最も高く、削りすぎるとかえって不自然に見えることもある

新行内
美容医療は情報が多いぶん、迷いやすい領域です。
“流行っているから”“安いから”ではなく、ご自身に合った方法をじっくり選んでいただくことが、満足のいく結果につながる一番の近道です。
AIの画像は、ドクターとイメージをすり合わせるための「材料のひとつ」として活用するのがおすすめです。
ご不安な点や、もう少し詳しく聞きたいことがあれば、LIVIN CLINIC公式LINEからお気軽にご相談ください。
症例写真もご覧いただけますし、無料でカウンセリング前のご質問にお答えしています。
全顔整形の症例


| 施術名 | 鼻中隔延長(耳介軟骨)、鼻尖形成、鼻翼縮小(内側)CRF脂肪注入(額、ゴルゴ、目の下)、サクションリフト、ヒアルロン酸:顎、涙袋 |
|---|---|
| 施術POINT | 術後3ヶ月 輪郭、目、鼻のトータルプロデュースで、とにかく可愛くなりました。 お顔全体のバランスを整えるように、必要な施術を確実に行う。 これがLIVIN CLINICの真骨頂です。 |
| 副作用・リスク | 【鼻】腫れ、内出血、鼻出血、鼻づまり、鼻柱の傷跡、鼻先、耳介の知覚低下、鼻の傾き、鼻尖部の挙上ができない、鼻の形の左右差、鼻先が硬くなる、鼻柱の傷跡、鼻尖部が丸く感じる、感染、創離開、血流障害 【脂肪注入】感染、傷跡、左右差、凹凸、しこり、脂肪壊死、あと戻り 【サクションリフト】感染、傷跡、左右差、凹凸、ひきつれ 【ヒアルロン酸】感染、しこり、左右差、血管塞栓、皮膚壊死、失明 |
| 施術参考料金 | 【通常】¥2,65,980〜 |
参考動画はこちら
今回の対談の元となった動画はこちらです。
▶ AIで作った“理想の顔”、本当に整形で再現できる?形成外科医が徹底分析
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カウンセリングはご予約制です。まずはお気軽にご連絡ください。
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▶ 公式HP・施術一覧はこちら
https://livin-clinic.com/
Supervisor of this article
院長 新行内 芳明
SHINGYOCHI Yoshiaki
LIVIN CLINICの院長を務める形成外科・美容外科の専門医。順天堂大学医学部卒業後、医局長や副院長として豊富な経験を積み、2025年より現職に就任。鼻や目元の整形、豊胸手術などを得意とし、国内外の患者から信頼を集めている。「患者一人ひとりの美しさを最大限に引き出す」を信念に、高い技術と丁寧な施術で質の高い治療を提供している。 LIVIN CLINIC院長、形成外科専門医、美容外科専門医JSAPS、医学博士、順天堂大学形成外科非常勤助教。
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