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【40代・50代】やってはいけない美容医療3選|“逆に老けて見える”を避けるアンチエイジングの考え方を形成外科医が解説

【40代・50代】やってはいけない美容医療3選|“逆に老けて見える”を避けるアンチエイジングの考え方を形成外科医が解説

登場人物
新行内博士(しんぎょうち よしあき) LIVIN CLINIC 院長 / 形成外科専門医・医学博士
インタビュアー 読者の代表として素朴な疑問をお届けします

こんにちは、LIVIN CLINICです。40代・50代になると「最近、なんだか老けて見える気がする」「美容医療で若返りたいけれど、何から始めればいいか分からない」と感じる方が増えてきます。

美容医療は正しく使えばとても頼れる味方ですが、選び方や“やりすぎ”を誤ると、かえって不自然に見えてしまったり、老け感を強調してしまうことも。今回は40〜50代の方が押さえておきたい「やってはいけない美容医療3選」と、アンチエイジングの基本的な考え方を、新行内院長に解説してもらいました。

なぜ40〜50代は“老けて見えやすく”なるのか?

40代・50代からの美容医療 よくある失敗例

インタビュアー

40代・50代の方が美容医療を受けると「若く見える」と聞くことがありますが、本当ですか?

新行内博士

そうですね。40代・50代になってくると、お顔のいろいろなところが気になり始める方が多いですから、美容医療の力をうまく借りていただけたらと思います。ただし、すべての美容医療が必ずいい結果につながるわけではなく、“やってはいけない選択”もいくつかあるんです。今日はそこを整理してお話しします。

インタビュアー

そもそも、年齢とともにお顔の印象が変わってしまうのはなぜでしょうか?

新行内博士

大きな要因のひとつが“骨の萎縮(いしゅく)”です。年齢とともに骨格自体が少しずつ小さくなっていきます。脂肪も減少していくのですが、それに対して皮膚は余ってしまうため、たるみやコケた印象が出てきてしまうんです。つまり、お顔の変化は単純な“皮膚のたるみ”だけではなく、“骨格・脂肪・皮膚”の三層のボリュームバランスが崩れることで起こります。

ここを理解せずに表面の対処だけを繰り返してしまうと、“やればやるほど不自然になる”という状況に陥りやすくなります。今日は、その典型例として40〜50代の方が特に気をつけていただきたいポイントを3つご紹介します。

やってはいけない① ヒアルロン酸の“重ね打ち”

やってはいけない① ヒアルロン酸の“重ね打ち”

インタビュアー

まず1つ目はなんでしょうか?

新行内博士

1つ目は“ヒアルロン酸の重ね打ち”です。ヒアルロン酸はとてもいい治療で、ボリュームが減ったところに張りを出すだけで一気に若返って見えるんですよね。ただ、効果が分かりやすいぶん、“もっと、もっと”と欲しくなりやすいんです。目の下、頬、ほうれい線……と少しずつ足していくうちに、ご本人も気づかないあいだに過剰になっていることがあります。

インタビュアー

“入れているはずなのに、なぜか顔が大きく見える”という相談もよく耳にします。

新行内博士

そうなんです。ヒアルロン酸は水分を吸って膨らむ性質があるため、注入直後はちょうど良くても、時間が経つにつれて思った以上にパンパンになってしまうことがあります。これがいわゆる“ヒアル顔”と呼ばれる状態ですね。輪郭がぼやけて、かえって老けて見える原因にもなります。

本来であれば、注入する側のドクターが「これ以上は入れない方がいいですよ」とストップをかけるべき場面なのですが、残念ながら“ご希望されるならいくらでも入れます”というスタンスのクリニックも存在します。ですので患者さん側も、ヒアルロン酸は“足し算”ではなく“バランスを整えるためのもの”だと意識して、適切な量・適切な部位で使うことがとても重要です。

やってはいけない② ボトックスを“頻繁に”打ちすぎる

やってはいけない② ボトックスを“頻繁に”打ちすぎる

インタビュアー

2つ目はなんでしょうか?

新行内博士

2つ目は“ボトックスを頻繁に打ちすぎる”ことです。ボトックスもまた、シワを抑えたり、肌の張り感を出したりと、適切に使えばとてもいい治療なんですよ。ただ、毎月のように繰り返し打ってしまうと、体の中で“ボトックスに対する抗体”ができてしまうことがあります。

インタビュアー

抗体ができると、どうなってしまうんですか?

新行内博士

ひとことで言うと、ボトックスが効かなくなります。効果が出にくくなるだけでなく、それ以降、シワに対する有効な選択肢が一気に狭まってしまうのが怖いところです。“いまの効果”を維持したい一心で頻度を上げてしまうと、将来的に“もうボトックスでは対応できない”という状態を自分で作り出してしまうことになります。

ボトックスは基本的に3〜4ヶ月ほど効果が持続する治療です。効果が完全に切れるのを待つ必要はありませんが、“3〜4ヶ月に1回”くらいのペースを目安にしていただくのがおすすめです。焦って間隔を詰めすぎないこと──これがボトックスを長く上手に付き合うコツです。

やってはいけない③ 目元や鼻だけ“部分的に”若返らせてしまう

やってはいけない③ 目元や鼻だけ“部分的に”若返らせてしまう

インタビュアー

3つ目はどんなポイントでしょうか?

新行内博士

3つ目は“目や鼻など、一部のパーツだけを極端に綺麗にしてしまう”ことです。お顔は全体的に年齢と共に変化していくものなので、たとえば50代の方が目元だけパチッと若々しくしてしまうと、ほかのパーツとのギャップが目立ってしまうんです。「目元はとても若いのに、頬や口元は年相応」というアンバランスな印象になり、結果として“顔だけ浮いて見える”状態になりがちです。

インタビュアー

“鼻だけ綺麗にする”といったケースも同じですか?

新行内博士

そうですね。50代になってから鼻だけシャキッとさせてしまうと、やはりそこだけ浮いて見えてしまいます。鼻は本来、お顔の中心にあるパーツなので、周囲とのバランスを取らないまま単独で若返らせると、かえって違和感が強くなります。目元や鼻の若返りそのものは素晴らしい治療なのですが、“他のパーツとセットで設計する”ことが何より大切です。

LIVIN CLINICではカウンセリングの段階で、気になる部位だけでなく“お顔全体のバランス”を診て治療計画を立てるようにしています。部分最適ではなく、全体最適でアンチエイジングを考えていただくのがおすすめです。

では、40〜50代に“おすすめ”の美容医療は?

40〜50代に“おすすめ”の美容医療はヒアルロン酸とボトックス

インタビュアー

ここまでで“やってはいけない3つ”をお聞きしましたが、逆に新行内博士が40〜50代の方におすすめしたい施術はありますか?

新行内博士

実はこれ、“やってはいけない3つ”と少し答えが重なるんですよ。

インタビュアー

重なる、というのは……?

新行内博士

おすすめはやはり“ヒアルロン酸”と“ボトックス”なんです。矛盾するように聞こえるかもしれませんが、この2つは“やりすぎなければ”非常に頼れる治療で、若返り効果も自然な仕上がりも作りやすい。ダウンタイムが少なくリスクも比較的小さいので、美容医療が初めての方のファーストステップとしても向いています。

ポイントは、“量・頻度・全体バランス”をしっかり見極めてくれるドクターを選ぶこと。ご自身がハマってしまう前に「ここで止めましょう」と言ってくれる医師のところで受けるのが、結局いちばんの近道だと思います。

まとめ:40〜50代のアンチエイジングは“焦らず・全体・適量”

【40代・50代】やってはいけない美容医療

インタビュアー

今回の3つのポイントを、改めて整理していただけますか?

新行内博士

もちろんです。40〜50代の方に向けた“やってはいけない美容医療”は次の3つでした。

 ① ヒアルロン酸の重ね打ち
 ② ボトックスを頻繁に打ちすぎる
 ③ 目元や鼻など、一部のパーツだけ極端に若返らせる

そして共通している大切なキーワードは、“焦らないこと”“やりすぎないこと”“全体のバランスを見ること”の3つです。年齢を重ねるほど、いろんなところが気になって“早くなんとかしたい”という気持ちになりますが、焦って色々と手を出してしまうと、せっかくの美容医療が逆効果になることもあります。

美容医療は、上手に付き合えば10年・20年と続けていけるパートナーのような存在です。“長く綺麗でいるための投資”として、ぜひ慎重に・計画的に活用していただきたいですね。ご自身に合ったプランを知りたい方は、LIVIN CLINIC公式LINEからお気軽にご相談ください。症例写真もご覧いただけます。

参考動画はこちら

【40代・50代】やってはいけない美容医療「逆に老けて見える…」

今回の対談の元となった動画はこちらです。

▶ 【40代・50代】やってはいけない美容医療「逆に老けて見える…」

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Dr.SHINGYOCHI

Supervisor of this article

院長 新行内 芳明

SHINGYOCHI Yoshiaki

LIVIN CLINICの院長を務める形成外科・美容外科の専門医。順天堂大学医学部卒業後、医局長や副院長として豊富な経験を積み、2025年より現職に就任。鼻や目元の整形、豊胸手術などを得意とし、国内外の患者から信頼を集めている。「患者一人ひとりの美しさを最大限に引き出す」を信念に、高い技術と丁寧な施術で質の高い治療を提供している。 LIVIN CLINIC院長、形成外科専門医、美容外科専門医JSAPS、医学博士、順天堂大学形成外科非常勤助教。

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LIVIN CLINIC 院長 新行内芳明は様々な学術集会での講演や医師向けの教科書の執筆などを通して、美容医療業界全体の技術向上を目指す活動も行っています。また、再生医療の研究分野で医学博士も取得しています。2018年6月に改正・施行された「医療広告ガイドライン」遵守し、当サイトは医師免許を持ったLIVIN CLINICの医師監修のもと情報を掲載しています。