登場人物
新行内 芳明(しんぎょうち よしあき) LIVIN CLINIC 院長 / 形成外科専門医・医学博士
インタビュアー 読者の代表として素朴な疑問をお届けします
こんにちは、LIVIN CLINICです。
「二重の手術をしたのに、なんだか目が重たく見える」
「まつ毛の生え際が皮膚に隠れてしまう」
——そんなお悩みは“ハム目”と呼ばれる状態かもしれません。
今回は、ハム目修正の症例を見ながら、なぜ自然な目元に仕上がるのかを、その設計の考え方とあわせて新行内院長に解説してもらいました。
そもそも「ハム目」とは?
インタビュアー
症例を見ていく前に、そもそも「ハム目」とはどのような状態か、詳しく教えてください。

新行内
ハム目というのは、二重のラインより下側の皮膚が少し余ってしまって、二重の下がボテッと見えたり、皮膚がまつ毛に乗っかって生え際が隠れてしまうような状態です。
そうすると見え方が少し不自然になったり、目が逆に小さく見えたり、開きが悪く見えたりしてしまうんですね。
インタビュアー
二重の手術をしたあとに、こうした状態になる方もいらっしゃるのですね。
新行内
そうですね。
二重の手術をしたけれど、皮膚がまつ毛に乗っかってしまって重たく見える、というケースがあります。
それがいわゆるハム目という状態です。
症例① ― まつ毛の上の皮膚を数ミリ切除する

インタビュアー
1つ目の症例です。上がビフォー、下がアフターとのことですが、どのように印象が変わっているのでしょうか?
新行内
もともと二重ははっきりしているのですが、皮膚がまつ毛に乗っかってしまっていますね。生え際が隠れることで、目の開きが少し悪く見えたり、本来の目のアーチが出ていない状態です。
そこで、まつ毛のすぐ上の、本当に数ミリ余っている場所の皮膚を切除して、縫い閉じます。

インタビュアー
余って乗っかっている皮膚を取り除くのですね。
新行内
はい。そうすることで、下の写真のように本来の目のアーチがしっかり出て、まつ毛の生え際もパッチリ見えるようになります。
こうなることで目も大きく見えますし、仕上がりもとても自然な形になっていますね。
この、まつ毛の上の皮膚を取る方法を「睫毛上皮膚切除(しょうもうじょうひふせつじょ)」といいます。
症例② ― デザインは一人ひとり違う

インタビュアー
もう1つの症例は、少しデザインが違うようですね。
新行内
この方は、目頭側のたるみが気になるという方です。ですので、目頭側だけ少し皮膚を取っています。
逆に、全体的にたるみが気になるという方は全体で切除することもあります。そこはもう人それぞれで、状態に合わせて設計します。
インタビュアー
切ったあとの状態も見せていただけますか?

新行内
これは縫い閉じた直後の状態です。
矢印のところに縫った跡が少し見えますが、まつ毛と一体感が出ているような状態で、直後の時点ですでにまつ毛がパッと出ているのが分かると思います。
ダウンタイムと腫れの経過
インタビュアー
傷跡がほとんど分からない状態でしたが、ダウンタイムはどのくらい見ておくとよいのでしょうか?

新行内
こちらは、術前・1週間後(抜糸直後)の経過です。
1週間後はまだ腫れてはいますが、腫れているといってもこの程度で、パンパンに腫れるわけではありません。
傷跡も、よく見ると抜糸した直後の赤い線がポツポツ見える程度で、そこまで目立つ状態ではないと思います。
インタビュアー
赤みはどのくらいで落ち着くのでしょうか?
新行内
傷跡の赤みは、だいたい1ヶ月ほどでかなり綺麗になっていることが多いですね。
まつ毛のキワは綺麗に治りやすい場所なので、丁寧に縫合することで、最終的にはほとんど分からない状態になることが多いです。
傷跡はほとんど分からない ― 5ヶ月後の状態
インタビュアー
赤みはどのくらいで落ち着くのでしょうか?
新行内
これは術後5ヶ月の状態です。
傷跡は、まつ毛のギリギリのところに付いているのですが、ここはかなり綺麗に治る場所なので、丁寧に縫合することで、ほとんど分からない状態になっていることが多いです。
「割といいかな」と諦めてしまっている方もいらっしゃいますが、こういったやり方や、また別の方法もご提案できますので、諦めずに一度ご相談いただくのがよいかなと思います。
インタビュアー
今日のポイントを整理していただけますか?
新行内
もちろんです。今日お伝えしたポイントは次の通りです。
- 「ハム目」は、二重の下の皮膚が余って重たく見え、まつ毛の生え際が隠れて目が小さく見えてしまう状態です。
- 今回ご紹介した「睫毛上皮膚切除」は、まつ毛のすぐ上の皮膚を数ミリ切除して縫い閉じる方法で、生え際が出て自然で大きな目元を目指せます。
ダウンタイムは1週間後(抜糸時)に多少の腫れや赤みがありますが、赤みは1ヶ月ほどで落ち着くことが多く、まつ毛のキワなので傷跡は目立ちにくい場所です。
- 自然に見せるポイントは2つ。
1つは「適応の見極め」——皮膚が余っている方には睫毛上皮膚切除が向きますが、状態によっては二重自体を作り直したほうがよいケースもあります。
もう1つは「高度な外科技術」——0.5ミリ単位の繊細な切除と、傷跡を残さない丁寧な縫合が必要になります。

新行内
美容医療は情報が多いぶん、迷いやすい領域です。
“流行っているから”
“安いから”
ではなく、ご自身に合った方法をじっくり選んでいただくことが、満足のいく結果につながる一番の近道です。
ご不安な点や、もう少し詳しく聞きたいことがあれば、LIVIN CLINIC公式LINEからお気軽にご相談ください。
症例写真もご覧いただけますし、無料でカウンセリング前のご質問にお答えしています。
ハム目修正の症例


| 施術名 | 3WAY目尻拡大術、ハム目修正(睫毛上皮膚切除) |
|---|---|
| 施術POINT | 術後1ヶ月 最近院で多い組み合わせです。 3WAY目尻拡大術で目尻側を下げて、ハム目修正(毛上皮膚切除)で目頭側を上げる。 どちらも傷跡はほぼ目立たなくなる施術です。 術後は目が大きくなるのと同時に、柔らかい印象の目元になります。 |
| 副作用・リスク | 【睫毛上皮膚切除】感染、創離開、傷跡、まつ毛の脱毛、眼瞼外反、閉瞼障害、たるみの残存、左右差 【3WAY目尻拡大術】感染、創離開、傷跡、左右差、複視、くま・たるみの残存、眼瞼外反 |
| 施術参考料金 | 【通常】¥770,000〜 |
参考動画はこちら
今回の対談の元となった動画はこちらです。
▶ 症例で見る|ハム目修正で自然な目元になる理由
無料相談・カウンセリングのご予約
美容医療についてご不安なことがあれば、LIVIN CLINICの公式LINEからいつでもご相談いただけます。
カウンセリングはご予約制です。まずはお気軽にご連絡ください。
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https://livin-clinic.com/
Supervisor of this article
院長 新行内 芳明
SHINGYOCHI Yoshiaki
LIVIN CLINICの院長を務める形成外科・美容外科の専門医。順天堂大学医学部卒業後、医局長や副院長として豊富な経験を積み、2025年より現職に就任。鼻や目元の整形、豊胸手術などを得意とし、国内外の患者から信頼を集めている。「患者一人ひとりの美しさを最大限に引き出す」を信念に、高い技術と丁寧な施術で質の高い治療を提供している。 LIVIN CLINIC院長、形成外科専門医、美容外科専門医JSAPS、医学博士、順天堂大学形成外科非常勤助教。
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