登場人物
新行内 芳明(しんぎょうち よしあき) LIVIN CLINIC 院長 / 形成外科専門医・医学博士
インタビュアー 読者の代表として素朴な疑問をお届けします
こんにちは、LIVIN CLINICです。
「アンチエイジングのために毎日ケアを頑張っているのに、なんだか老けて見える気がする」
——40代・50代の方から、そんな声をよく耳にします。
実はその原因、良かれと思って続けている“自己流ケア”にひそんでいるかもしれません。
今回は、若返りのつもりが逆効果になりやすい「やってはいけない老け見えケア」を、新行内院長に3つ解説してもらいました。
なぜ40代・50代は「逆効果ケア」に陥りやすいのか
インタビュアー
40代・50代になると、なぜ若返りのつもりが逆効果、ということが起こりやすいのでしょうか?

新行内
この年代の方は、アンチエイジングやたるみケアにとても関心が高い方が多いんです。
ただ、その一方で、意外と自己流でケアをしてしまっている方も多くいらっしゃいます。
良かれと思って続けていることが、実は逆効果になっているケースがあるんですね。
今日はそういったポイントを解説していきたいと思います。
① 効果を出したいあまりの「強い摩擦・こすりすぎ」

インタビュアー
1つ目のやってはいけない老け見えケアを教えてください。
新行内
1つ目は、効果を出したいあまりに、美容液やマッサージをかなり強く行ってしまう、強くこすってしまう、というケースです。
美容液を塗るときや、たるみをケアしたい意味で、ご自身のお肌や顔をぐっとこするように強くマッサージされる方がいらっしゃいますが、
これは非常に良くないことなんです。
インタビュアー
強くこすると、具体的にどういったことが起こるのでしょうか?
新行内
お肌は実はとても敏感で、ちょっとした摩擦にもすごく弱いんです。
例えば同じ摩擦を毎日毎日繰り返していると、肝斑(かんぱん)という摩擦によって生じるシミのようなものができやすくなってしまったり、
角質もダメージを受けてしまいます。
さらに、たるみケアのつもりでグイッと引き上げるようなマッサージをすると、逆に皮下組織や靭帯が緩んでしまい、
余計なたるみができてしまうこともあり得ます。

インタビュアー
でも、マッサージ自体が悪いというわけではないんですよね?
新行内
そうですね。過剰なマッサージが良くない、ということです。
本当に優しくリンパを軽くなぞる程度であればいいのかなと思います。
マッサージや美容液を塗るときは、とにかく優しく、こすらないように。摩擦と強い刺激には注意してください。
② 肌に合わないスキンケア成分の「盛りすぎ」

インタビュアー
2つ目のやってはいけない老け見えケアを教えてください。
新行内
これも効果を出したいあまりのことなんですが、レチノール(ビタミンA)、ビタミンC、トラネキサム酸など、
いろいろなシミ対策・くすみ対策の成分の化粧品が今たくさん出ていますよね。
それらを、とにかく盛りに盛って使っている、という方です。これもやはり良くないと思います。
インタビュアー
なぜ、たくさんの成分を使うのが良くないのでしょうか?

新行内
お肌のトラブルは人それぞれ違いますし、乾燥肌・脂性肌といったスキンタイプも、そもそもの肌の性質も、本当に人それぞれです。
合う・合わないもかなりありますので、ある人にはビタミンAが合っても、合わない人もいます。
ビタミンCも、油溶性・水溶性と性質の違うものがいろいろあるんです。
自分のお肌にどの化粧品が合うのかを、自分で判断するのはかなり難しいと思います。
インタビュアー
では、どうやって自分に合うものを見つければいいのでしょう?
新行内
自分のスキンケアを自分で考えて選ぶことも大切ですが、一度プロに相談してみるのがいいと思います。
僕はどちらかというと外科なので、おすすめとしては、
皮膚科専門の先生——美容皮膚科で皮膚科専門の先生に、一度ご自身のスキンケアを相談されるのがいいのではないかなと思います。
自分に合うものを選ぶことが大事、というところですね。
③ 意外と見落としがちな「紫外線対策の不足」

インタビュアー
それでは最後、3つ目のやってはいけない老け見えケアを教えてください。
新行内
美容液にこだわっている方はたくさんいらっしゃるのですが、意外と一番大事なのは日焼け止めなんです。
紫外線による光老化の影響はかなり大きいんですね。
インタビュアー
日焼け止めは塗っている方も多いと思いますが、それでも不足しがちなのでしょうか?

新行内
もちろん塗っている方はたくさんいらっしゃいますが、成分にもしっかりこだわりたいですし、塗り方も大切です。
例えば、朝1回化粧の下地として塗って終わり、という方が結構いらっしゃるのですが、実は日焼け止めは2〜3時間ほどしか効果が続かないんです。
朝塗っても、お昼ごろには効果がなくなっていることがあります。
外に出るときは日傘をさしたり、適度に塗り直したり。
塗り直しが大変なら、スプレータイプの日焼け止めなどもありますから、そういったものも活用して、なるべく紫外線対策をしていただくことがとても大事です。
インタビュアー
日焼け止めは、晴れの日だけでなく、曇りや雨の日も大事ですよね?
新行内
そうですね。夏だけでなく秋も冬も、いろいろな天気の日も、できれば日焼け止めをしていただくのが大事です。
インタビュアー
顔だけでなく、腕や手にも塗った方がいいのでしょうか?
新行内
もちろんです。手も日焼けでシミができてきてしまいますし、シワなども紫外線によって引き起こされます。
顔・首・腕など、露出するところは全部日焼け止めを塗ってください。
紫外線対策は、単に日焼けを防ぐためだけではなく、40代・50代の方にとっては、未来のたるみ・くすみを増やさないための、最も基本的な老け見え対策なんです。
まとめ
インタビュアー
今日のポイントを整理していただけますか?
新行内
もちろんです。今日お伝えしたポイントは次の通りです。
- マッサージや強い刺激をお肌に与えない(摩擦は肝斑やたるみの原因に)
- やりすぎのスキンケアは逆効果。ご自身に合ったものを選ぶ
- 紫外線対策を一番念頭において行う(光老化を防ぐ)

新行内
美容医療は情報が多いぶん、迷いやすい領域です。
“流行っているから”“安いから”ではなく、ご自身に合った方法をじっくり選んでいただくことが、満足のいく結果につながる一番の近道です。
ご不安な点や、もう少し詳しく聞きたいことがあれば、LIVIN CLINIC公式LINEからお気軽にご相談ください。
症例写真もご覧いただけますし、無料でカウンセリング前のご質問にお答えしています。
参考動画はこちら
今回の対談の元となった動画はこちらです。
▶【40代・50代】若返りのつもりが逆効果?やってはいけない老け見えケア
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Supervisor of this article
院長 新行内 芳明
SHINGYOCHI Yoshiaki
LIVIN CLINICの院長を務める形成外科・美容外科の専門医。順天堂大学医学部卒業後、医局長や副院長として豊富な経験を積み、2025年より現職に就任。鼻や目元の整形、豊胸手術などを得意とし、国内外の患者から信頼を集めている。「患者一人ひとりの美しさを最大限に引き出す」を信念に、高い技術と丁寧な施術で質の高い治療を提供している。 LIVIN CLINIC院長、形成外科専門医、美容外科専門医JSAPS、医学博士、順天堂大学形成外科非常勤助教。
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